Travel Diaries in my 50's

50代になった私の旅行記

2024年始のパリ ⑩ 5日め モンマルトル 帰国

最終日の朝。最後の朝食。名残惜しいなぁ。

帰国便が17:10→19:40に変更になったので、ロワシーバスに乗るのは14時過ぎで良さそうだ。レイトチェックアウトができるかどうかをホテルフロントに聞いたら、14時まで20€でOKとのことだったので、とりあえず部屋に荷物を置いたまま、モンマルトル に出かけることにした。

8:35 ホテル出発 メトロのマドレーヌ駅まで歩いてメトロ12番に乗る。 ホームにあったパリの路線図

Pigalle(ピガール)駅で2番に乗り換え。

一つめのAnvers(アンバース)駅で下車。

ここからサクレクール 寺院までまっすぐ。 朝早すぎて、門が閉まってる⁉︎ 左側のケーブルカーは動いてた。良かった! その手前に、噂の無料トイレがあったので、入ってみることに。 扉が閉まるのが遅いので、引っ張ったらエラーになり失敗。もう一度やり直し。ゆっくり待つこと。使用後は毎回清掃するので、ある程度は清潔。手洗い場があるけど、何故か水が出なかった。トイレットペーパーもなかったと記憶している。 フニキュレールというケーブルカーは、メトロ1回券で乗ることができる。 坂道はかなり急なので、体力温存したい場合はケーブルカーが便利。

サクレクール寺院前の広場からは、パリが一望できる。残念ながらエッフェル塔は見えないけど、気持ちの良い景色だ。 サクレクール寺院 1870年の普仏戦争などで亡くなった人々を追悼するために1914年に完成した。 正面の左右のブロンズ像は、右がジャンヌダルク 左がルイ9世ファサード上部の中央にはキリスト像が立つ。

寺院の中に入るだけなら無料。ドームに登る場合は有料。 入り口の上には、キリストの物語が彫刻されている。 寺院内部の丸天井には、世界最大級のキリストを描いたモザイク画

サクレクール寺院の隣にあるサンピエール教会はパリ最古の教会の一つだそうだ。

横から見たサクレクール寺院 左側の鐘楼にはフランスで最大の18トンの鐘が設置されている。

似顔絵描きが集まるテルトル広場 朝早いので、まだ人がほとんどいない。昼間なら賑やかなのだろう。

スターバックスも街に溶け込んでる。 モンマルトルの裏道 素敵すぎる。 可愛らしいピンク色のレストラン ピカソユトリロが描いた建物

モンマルトル美術館へ入ってみた。 ここはユトリロの母(スザンヌ・ヴァラドンというモデルであり、後に画家)が住んでいた住宅で、19世紀末〜20世紀初頭にモンマルトルに暮らした画家の作品を展示している。 ユトリロのアトリエ ルノワールのアトリエもここにあり、夜や雨の日に「ムーランドギャレット」を持ち帰って描いていたという。 「キャッツ」の舞台を連想してしまった猫たちの絵 絵画というよりはイラストみたいな作品が多い。 風刺画かな。

パリで唯一のブドウ畑 レンガ色の建物は、ピカソたち売れない芸術家たちのたまり場で、彼らは飲食代の代わりに絵や歌や詩を持ち込んでいたとのこと。 ダリダ広場
この近所に住んでいたシャンソン歌手のダリダ像がある。 モンマルトル を走る40番のバスは少し小さい。技術の高い運転手が担当するコースだそう。

壁抜け男 フランスの小説をモチーフにした彫像 ルノワールロートレックが描いた風車のあるダンスホール (現在はレストラン)ムーランドギャレット

アトリエ洗濯船 ピカソルノワールのアトリエがあった場所 映画でアメリが住んでいたアパート モンマルトルは坂が多いので、階段の道も多い。私は体力がないので、なるべく下りになるように念入りに予習して、歩くコースを決めた。

アベス広場のジュテームの壁は閉鎖中だが、隙間から覗くことができる。 愛の言葉が300以上の言語で書かれている。日本語も発見。

11:35 Abbessesアベス駅でモンマルトル散策を終える。この駅はパリで一番深くにある駅。 ホームへは螺旋階段を降りて行く。

11:50 オペラに戻って来た。メトロの券売機でナヴィゴイージーにロワシーバスのチケットをチャージしておく。後でレシートを見たら、チャージ料金は14.5€だった。行きに空港の券売機で買った時は16.6€だったからチャージの方が安いみたい。

チェックアウトまでまだ時間があるので、スタバオペラ店に行ってみる。宮殿風の内装。

13:15 ホテルに戻り荷物をまとめて、14時前にチェックアウト。

ロワシーバス乗り場までは、歩いて10分かからない。 オペラ座横の乗り場からは、先日、エッフェル塔シャンパンフラッシュを見たギャラリーラファイエットの屋上も見える。 噂通り、バス乗り場にある券売機は壊れていて、困っている人が多かった。先程、ナヴィゴイージーにチャージしておいて良かったと思う。ここの券売機が壊れていると、メトロの駅で買うか、あるいはスキャンするタイプのクレジットカードなら乗車時に使えるようだ。(車体によってはダメな場合もある)

14:15 バス出発

14:53 渋滞もなく シャルルドゴール空港ターミナル2Eに到着。英語でアナウンスもしてくれた。

15時 JALカウンターでチェックイン 本来は3時間前からオープンなのだが、今回は遅延便なので、早めに開けているようだ。 搭乗券と一緒に、1人11€の空港内レストラン利用クーポンを受け取った。

出国審査も荷物検査も空いていて、待たずに通過。 15:40 プレタマンジェでクーポンを使ってサンドイッチとジュースを入手。

今回のゲートもトラムで移動することがないメインの建物だったので、急ぐ必要もない。残った現金でマカロンやお土産を購入。

ペットボトルを没収されるので、中で軟水を探したが、ヴォルビックのレモン味しか見つからなかった。

16:45 帰りもプレエコなので、エールフランスのラウンジに入ったが、1階は満席。預けなかったキャリーケースを持って階段を上がる。2階もそれなりに混んでいたが、席を確保。 デザートをいくつか頂く。

30分前に搭乗口に向かったが、更に30分ほど機内への案内が遅れるとのアナウンスがあった。

20:15 ついに離陸。さよならパリ、ありがとう😊

機内で提供されるのも硬水なので、JAL機内に、日本の水を積んでおいてくれたらなぁと思う。 帰りは北極海ルートではなく、陸地を飛んでいく。昼なら景色を楽しめたのかもしれない。

17:30 羽田着陸。約13時間かかった。無事に帰国できたことに感謝。